昼間の展示会から帰る途中の、電車の中。
きっかけは、ちっちゃな女の子をおんぶしたお母さんに、若い女性が席を譲ってあげたことから。
こういうシーンがあったらいいな
ちっちゃな女の子をおんぶしたお母さんに、若者が席を譲ります。
お母さんは、恐縮して着席します。
着席したお母さんのひざの上で、女の子も「ありがとう」と言います。
周りに立っている主婦やサラリーマンの顔にも、自然と笑みがこぼれます。
女の子は申し訳なかったのか、お母さんのひざを降りて、席がないのに若者に席を譲ろうとします。
お母さんは困ったように女の子をたしなめます。若者は、笑いながら女の子の前にしゃがみこみます。
「ありがとうね。でも、大丈夫だよ。」
女の子は、席を譲りたい旨、引き下がりません。
「じゃあね、代わりに約束してくれるかな。」
言いながら、女の子の名前を聞きます。
「**ちゃんが、おっきくなったらね。電車の中で、ちっさい子をおんぶしたお母さんや、おじいちゃんやおばあちゃん、立ってるのが大変そうな人を見たら、席を譲ってあげてください。どう?約束してくれる?」
女の子はうなずきます。
「良かった、ありがとう。」
そう言って、若者は立ち去ります。
まぁ世の中そんなに都合よく行きませんが。


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